〇リコール第3の汚染原料「コーングルテン」 (07/04/23) 南アフリカ
南アフリカでのリコール対象製品の原料コーングルテンからもメラミン検出。今回、メラミンが検出されたコーングルテンは中国から輸入。
〇ライスプロテイン出荷先5社目ペットフードリコール開始 (07/04/26) 米国
今回新たにウイルバーエリス社が中国産のライスプロテインを出荷したと伝えられていた5社のうちの最後の1社がフォスター&スミス社であったことが判明した。フォスター&スミス社は、今回リコール対象となったペットフードに関して、これまでに実施したメラミンの予備試験において陰性との結果が出ていたことを発表。
〇ペットフードリコール問題に新たな懸念事項が浮上 (07/04/24) 米国
FDAにペットフード リコール問題に関する検査及び情報開示を要請した上院議員2名が、「ウイルバー・エリス社以外の米国会社が輸入していたライスプロテインもメラミンに汚染されている可能性がある」と伝えるとともに、検査の実施を要請した。また、各ペットフードに対して小麦グルテンを中心に行われている検査を、ライスプロテインとコーングルテンにも拡大して検査を行うよう求めた。
〇ナチュラルバランスがリコール対象ペットフード拡大 (07/04/26)
米国
新たにアメリカン ニュートリション社がライスプロテインを含む缶フードのリコールを開始したことを受けて、ナチュラルバランスペットフード社が新たにナチュラルバランスの缶フード4製品のリコールを開始した。
今回新たにリコール対象となったペットフードの原材料にはライスプロテインの表記はなく、ナチュラルバランスペットフード社は、本来ライスプロテイン濃縮物が使用されていないはずのペットフード4製品であることを伝えた。
アメリカンニュートリション社の不正により、ナチュラルバランス以外にもリコール被害が拡大しています・・・
〇中国では一般的に使用されているというメラミン (07/04/30)
中国
「私たちは、約15年間メラミン給送ビジネスを経営していて、顧客から積極的に需要があります」と伝えました。
〇ペット死亡原因究明が進展
(07/04/28) 米国
メラミンとシアヌル酸、2個の化合物の反応で形成された結晶の化学構成が解剖した動物の尿の結晶に合ったのを示しました。
〇ペット死亡原因究明が進展
(07/04/28) 米国
メラミンとシアヌル酸、2個の化合物の反応で形成された結晶の化学構成が、解剖した動物の尿の結晶に合ったのを示しました。
〇ペットフードに含まれるメラミンとシアヌル酸の化学反応 (07/05/02) 米国
その上、猫の尿サンプルでメラミンとシアヌル酸を混ぜるテストでほぼ瞬時に、問題のペットの腎臓で見つかったものと同じ結晶が形成されるのを確認した。
ペットの尿管などの特定環境で瞬時に結石化して、尿管に石がたまってしまうのだとか。オシッコできないわけです(T-T)
〇中国からの植物性タンパク質輸入禁止
(07/05/01) 米国
拡大する大規模ペットフードリコール問題で、相次いでメラミンが検出されていた小麦グルテン・ライスプロテイン濃縮物・コーングルテンも含む全ての植物性タンパク質に関して、4月27日にFDAは人間用・動物用共に中国から輸入することを禁止した。
過去最大規模のペットフードを招き、これまでFDAには17000件以上もの問い合わせが寄せられ、犬2200匹と猫1950匹の死亡例が報告されていることを理由に上げた。
また、FDAが集めた小麦グルテン関連750のサンプルのうち330が、ライスプロテイン濃縮物関連でも85のサンプル中の27から、メラミンもしくはメラミンに関係する物質の陽性反応がでており、これら全ての小麦グルテンとライスプロテイン濃縮物は中国から輸入されたものであると伝えた。その他、南アフリカで犬約30匹の死亡例が報告されたペットフードの原材料に使用されたメラミンが検出されたコーングルテンは、Xuzhou Anying Biologic Technology Development Co. Ltd. and Binzhou
Futian Biology Technology Co. Ltd.以外の第三者供給業者から出荷されていたことも説明。
これらの汚染された植物性タンパク質の製造工場や、関連会社が明らかになっていないことから、全ての植物性タンパク質を人間用、動物用共に中国からの輸入が禁止となった。